技能検定普通旋盤3級の実技編
今回紹介する動画は技能検定普通旋盤3級の実技編になります。
旋盤を始めて間もない皆様が安全に作業を行い少しでも早く正確に加工が出来き
合格を手に出来るようにと思い動画を作成致しました。
少しでも皆様の挑戦にお役に立てれば幸いです。
試し削り編
技能検定普通旋盤3級の実技試験当日に一番最初に加工をするのが試し削りになります。
この時に意識しておきたいポイントが二つあります。
一つ目は普段練習している機械と本番の機械が違う加工性があります。
そのため、この時間を利用して各種レバーの操作方法などをチェックしましょう。
二つ目はワークの削りすぎに注意しましょう。
ポイント!
- Φ56より削りすぎるとその場で失格になる可能性があります。そのため、ここではΦ56.2に試し削りを行っています。
- Φ56.2をメモリ0にするなど工夫をしましょう。
部品A テーパー側
ここでのポイントは、テーパー加工になります。
X方向・Z方向の基準の取り方が重要です。
こちらも動画で確認してみましょう。
部品AΦ40・Φ30側
ここでのポイントは全長の出し方と各部の公差の出し方になります。
こちらで確実に加工できる方法を紹介していますので確認しましょう。
部品B つかみ代加工編
こちらのポイントはつかみ代の作り方とその後のつかみ方、内径加工になります。
つかみ代が少ないにも関わらず突き出し量が大きい為ワークを飛ばしてしまう可能性があります。
そのため手順は増えますが安全で確実な方法を紹介していますので確認しましょう。
また、今回の内径加工はバイトが細い為ビビリが発生する可能性がある為バイトの掴み変えを行っていいます。
太い工具で挑戦される方でビビリの可能性がない方は、ビビリ対策の一例として見て頂ければ結構です。