試行錯誤から生まれ、磨かれる独自の加工技術
株式会社竹原鉄工所 竹原 修一
業界歴55年。父親の鉄工所の手伝いをきっかけに、15歳からフライス加工に従事。
現在は、竹原鉄工所にて自身も加工作業に従事しつつ、若い世代の育成に力を注いでいます。
匠インタビュー
大阪府茨木市の株式会社竹原鉄工所に勤務する、竹原さんにお話を伺いました。
技術習得で苦労したことを教えてください。
昔は今みたいに工具や機械環境が整っていなかったので、加工の問題に直面した時は自分の感覚と技術だけが頼りでした。
その中で問題を解決するのはとても苦労しましたが、その時の経験が私の技術を築く基盤となりました。
自身が一番成長したと思う経験を教えてください
機械加工では実現できない図面の形状を、何度も施行錯誤しながら手作業でユーザーの要望に近づけることができた瞬間です。
技術を習得して嬉しかった事や、良かったと思える事を教えてください。
趣味であるバイクの部品を自分で作れるようになったこと。自分の加工技術を趣味に活かせたときは嬉しかったです。
技術継承において、どのような課題があるとお考えですか?
昔とは環境が違うこともあり一概には言えませんが、若い人達にとって技術を習得することに対して、魅力が薄れているのかもしれません。
またインターネットやスマートフォンの普及により、簡単に答えを得られるようになり便利にはなったのですが、その反面、技術習得の意欲に影響を及ぼしているように思います。
技術の習得には時間と努力が必要です。そこに魅力を感じる事が難しいのかもしれませんが、未知のことに対する好奇心やそれを解決する過程に喜びを感じる若者が増えていって欲しいと思います。
最後に、竹原さんにとっての「機械加工」とは、ずばり一言でお願いします。
「終わりなき修行」
株式会社 竹原鉄工所の紹介
1967年に創立し、今年で50周年を迎える歴史のある会社で、若い力が頑張っています。
創業以来、NC旋盤や汎用旋盤加工、マシニングセンター(MC)、フライス加工等の 機械加工による、各種部品の製造に携わって参りました。
お客様のニーズに合わせ、少量、多品種生産の製品から数物製品までの幅広い体制を整えております。
機械加工等の質問なども、お気軽にご相談ください。
私たちの強み
- 若い力で前進する
スタッフの平均年齢は約35歳と働き盛りの若い世代が中心。長年培ってきた職人の経験と技術を若い世代が受け継いでいます。
- 一貫生産による短納期
機械加工から溶接、仕上げまで社内一貫生産で行います。
事業内容
旋盤
- NC旋盤
- 旋盤加工
フライス
- マシニングセンター
- NCフライス
- フライス加工
溶接
- アルゴン溶接
- 半自動溶接
- 電気溶接
その他
- ドリル
- タッピング加工
設備紹介
- マシニングセンター 遠州V400
- NCフライス 遠州NBV450
- NCフライス 遠州NBV400
- NC 滝澤鉄工TP3510
- NC 滝澤鉄工TC31000
- NC 滝澤鉄工TAC-510
- 立型ボール盤600
- ラジアル盤800
- 汎用フライス盤 OKKV400
- 汎用フライス盤 遠州V400
- 正面盤ブルーラインφ1000L800
- 汎用旋盤 滝澤鉄工φ600L1000
- 汎用旋盤 滝澤鉄工φ500L800
- 縦型ボール盤600
- キーシーター 28
- アルゴン溶接
- 半自動溶接
- etc
会社概要
会社名 | 株式会社 竹原鉄工所 | |||
代表取締役 | 竹原 祐樹 | |||
所在地 | 〒567-0868 大阪府茨木市沢良宜西4丁目2−10 | |||
連絡先 | 電 話 072-633-2549 FAX 072-633-2630 Mail takeharatekkou@mug.biglobe.ne.jp | |||
ホームページ | http://takeharatekkousyo.com/index.html |